活動報告

活動報告

例会

2022年4月18日 第2976回 例会

令和4年 4月18日(月)京都西ロータリークラブ第2976回 例会が リーガロイヤルホテル京都 朱雀の間にて、リアル+zoomオンラインの
ハイブリッド形式で開催されました。
まずは月初の国家と「四つのテストの歌」を静かに斉唱しました。次に馬場益弘ガバナーから地区大会への感謝のご挨拶の後、ご来客の新米山奨学生の李汯恩(リ・ホーンエン)さんのご挨拶、そして田中会長から奨学金と、カウンセラーの永平会員に委嘱状をお渡しし、結婚記念日のお祝いへと行事を進めました。
スピーチの時間は 平安女学院大学 国際観光学部学部長 毛利 憲 様をゲストにお迎えし「平安建都以前の豪族群像」をテーマにお話し頂きました。
飛鳥、奈良時代から山城(山背)の国と呼ばれた当時の京都一帯は湿地帯で荒れた土地でした。
にも関わらず長岡京(乙訓)から僅かな期間で平安京へと遷都の立地に選ばれた理由は、諸説ありますが解明されていません。
しかしながら新都の長期的な整備には、それ以前から中央政権よりも土着の地方豪族勢力が関わった事は、古文献資料からも推測できます。
中でも五世紀より京都西北部を治め「太秦」の地名にもなった渡来系氏族の秦氏の影響は大きく、政治的に目立ちませんが、繊維に始まり、開墾、土木工事、鉱業、交易面とやがて実務役人の占める割合が突出した一時代を築きました。
秦氏にまつわる諸寺院、美術作品は多く、嵐山下流の桂川治水や農業用疏水は現在でもそのまま機能しています。
当クラブは嵐山で事業をされる会員も多数おり、由緒を深く知れるご内容で、当時に考えられた運営構想がいかに的確に現在の京都の礎となっているかの事例を、スライド資料と共にお話し頂き、
毛利先生 誠にありがとうございました。
さて、例会後は会場を「朱雀の間」に移し
次年度に向け「2022-23年度正副委員長会議」を開催しました。
佐川会長エレクトより「会長エレクト研修セミナー」報告及び次年度会長方針の説明、続いて各理事役員の挨拶、次年度委員会の活動方針並びに活動計画等アッセンブリー資料の提出についての説明がされました。
次年度は65周年記念の準備も控えています。
(京都西RC雑誌広報委員会)